二回目にしてもう医薬品関係ないという。
今回のつぶやきは覗きに関してです。きっかけは私の別ブログの記事でちらっと「覗き」について触れたからなんですが（レビューした漫画に女子の入浴を覗きに行こうとして怒られた男子がいた）・・・
常々思っていることなのですが、漫画やアニメの「覗き」って何だか軽くないですか？同じ性犯罪でも「痴漢」とかは被害者の女の子の嫌悪や恐怖、加害者への罰がしっかりと描かれているものもあるというのに（そうでないのもあるけど）、「覗き」の場合は何というか、ネタで済ませてることがあまりにも多くありませんか？ 覗きが未遂に終わると「あいつ覗こうとしたんだぜ」「さいてー」くらいで終わるし、あまつさえ覗きが成功してばれた時もせいぜい仲間内でつるされるか、袋叩き似合うかでギャグ調に罰を受けて終わり。これがどうにも・・・もやもやするんですよね。
実はこれにはトラウマ・・・という程ではないのですが心にしこりがあって、もう10-20年も前になる（ぼかしてる）中学2年の林間学校。私たちは尾瀬で確か4泊したのですが、その2日目だか3日目だかの入浴中のことです。私はクラスメイトと二人で入ってたのですが、そこに「○○さん達（クラスメイト）がお風呂を覗かれたらしい」との知らせが入りました。当時は私もこの「覗き」という行為に対してあまり重く捉えていなかったため、「本当にそんなことする奴もいるのか」くらいの感想でした。一緒にいたやつも同じような感じ。
ですがその後お風呂から上がった後、担任に集められた私達の前にはその覗かれたという女子が4人か5人だったと思うのですが（さすがに覚えてない）、座って泣いてました。それを見た他の人がどう感じたか「覗き位で」と思ったのか、はたまた「可哀そう」と思ったのか、それはわかりません。ただ、私はひどく衝撃を受けました。
その内の一人の女の子ですが、とても活発で明るく、男女問わず仲良くなるスポーティなタイプの子でした。私にはその子が怒る姿は想像できても泣く姿なんてまるで想像できていませんでした。大人しい、可愛らしい子が泣いていた事よりそちらが本当にショックで、「この子が人前で涙を流すような事なのだ」と子供ながらに思ったのです。
その事件は結局は内々に処理され、特に何があるわけでもありませんでした。中学生の、しかも課外授業中ですし、或いは今までにこういう経験をした先生方も少なくなかったのかもしれません。それでもその事は未だに私の中にしこりとして深く残り続け、こうしてふと思い出されるのです。
実際に本人がどの程度の影響を受けてしまったのか、他人であり最早つながりもない私には知るすべはありませんが、そんなこんなでそれ以来「覗き」というものは私にとっては何というか、非常に嫌なものなんですよね（当たり前なんですけど・・）。
私は「二次元と三次元は明確に区別するべきであって、混同して考えるなど論外だ」と主張しているので本来はこういうものもさらっと流すべきなんです。だけど世の中全ての人がそうではないし、漫画やアニメの影響で同様に「覗き」を軽く見ている人は絶対いると思うんです。というか、件の男子もまたそうではないかと思っています。
だから、覗きについても明確に罰せられる表現をする人がもっと多くいてしかるべきだと思うのですよね。いや、私が知らないだけかもしれないんですけど。
とまぁそんな感じに長々と語ってしまいましたが、ようするに覗きも犯罪だからやっちゃだめだよ！っていうだけのお話です(笑)
良識のある大多数の人には本当に何を言っているのかという感じでしょうが、ふと気になったのでついつらつらと語ってしまいました。つぶやきブログなので許してください(笑)
それではノ
